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プロジェクターは会議などで参加者の一体感を高める必須のツールですね。
でもプロジェクターといっても中国製の1万円以下の「格安プロジェクター」から「100万円オーバー」の機種まで沢山の種類があります。
あまりに高価な機種は検討のテーブルにも乗りませんがエプソン、キヤノン、NEC、リコーなどの数万円から10万円程度の「中小企業向けの普及機」と「中国製の格安機」ではどのように違うのでしょうか?
この記事では
- 会社で使うプロジェクターを選びたい
- 予算はあまり多くない
- でもそれなりの性能の機種がほしい
という方に、中小企業が選択すべき失敗のないプロジェクターを使用用途にあわせ解説します。
もくじ
プロジェクターはエプソンから選べばハズレ無し
「プロジェクターならエプソン」と言われているぐらいビジネス用途では圧倒的な人気のエプソン。
20年連続日本シェア№1だそうです。世界でも14年連続シェア№1。
国内の2台に1台はエプソン製と圧倒的なシェアを誇ります。
キヤノン、NEC、リコー、パナソニック、BenQ、I/Oデータ、プリンストン、HP、レノボ、フィリップスなど他のメーカーもリリースしているなかこれは驚異的な数字と言えます。
35機種のフルカバーラインナップ
エプソンのビジネス用プロジェクターはベーシック、モバイルモデル、パワーモデル。レーザー光源の1,000万円超えのモデルまで全部で53機種もリリースされています。
高い性能と品質はもちろんですがこの「かゆいところに手が届くきめ細やかなラインナップ」も人気の一つです。
ただ53機種もあると逆に選びにくいのも事実です。
ここでは中小企業にピッタリのビジネス用のスタンダートモデル7機種の比較検討をします。
【重要】価格の違いは「明るさ」と「解像度」
プロジェクターの「価格の違い」は「明るさ」と「解像度」に表れます。
そしてこの「明るさ」と「解像度」は大は小を兼ねるという関係です。
本体設計の上限以上に明るくすることはできませんが、暗くすることはできます。
また解像度を落として表示することは簡単だからです。
予算が潤沢であれば最上位機種の「EB-U42」を購入すれば間違いありません。
10万円を少し超えるぐらいの機種ですが10年単位で使える耐久性がありますで長期で見れば高い買い物ではありません。
性能的にも20人程の会議室では不満を感じることはまずないでしょう。
ただ10人ほどの会議室であればオーバースペックかも知れません。
また使い方を工夫すれば、もう少し低価格な機種で20人ほどの会議室であれば不満なくこなせます。
最上位機種を外したプロジェクター選びは「明るさ」「解像度」と「予算」のバランスを見極める必要があります。
7機種の比較表
スタンダードモデルの7機種の重要なスペックの比較表です。この比較表をベースに「おすすめ機種」を絞り込んでいきます。
モデル名 | EB-U42 | EB-W41 | EB-X41 | EB-W05 | EB-X05 | EB-S41 | EB-S05 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
明るさ | 3,600lm | 3,300lm | 3,200lm | ||||
解像度 | WUXGA | WXGA | XGA | WXGA | XGA | SVGA | |
画素数 | 1920×1200 | 1280×800 | 1024×768 | 1280×800 | 1024×768 | 800×600 | |
定価 | 132,000円 | 96,000円 | 82,000円 | 64,980円 | 54,980円 | 52,000円 | 44,980円 |
エプソンのプロジェクターの選び方
低解像度のSVGA(800×600)はやめよう
ローコストなSVGAモデルですがあまりにも解像度が低すぎます。
一般家庭で映画を見るためにホームシアターとして使うなら問題ありません。またビジネス用途でもパワーポイントを使ったプレゼンをするだけなら使えるでしょう。
しかしエクセルを使った数字の確認や図面のレビューを行うには解像度が荒すぎます。
ビジネスで使うなら最低でもWXGA(1280×800)。できればXGA(1024×768)の解像度がおすすめです。
これで7機種中4機種に絞られました。ここから更に2機種に絞ります。
明るさ | |||
---|---|---|---|
3,600lm | 3,300lm | ||
解像度 | 1280×800 | EB-W41 (96,000円) |
EB-W05 (82,000円) |
1024×768 | EB-X41 (64,980円) |
EB-X05 (54,980円) |
3,600lmと3,300lmの違いはわずか
明るさの違いは「明るい場所での鮮明さ」に違いが出ます。
逆に言えば「暗くすれば3,300lmモデルでも快適」に使えます。
また「どの程度暗くすれば良いか」ということですが「遮光カーテンで真っ暗にする」ような必要はなく「手元の資料はハッキリ見える程度の暗さ」で十分です。
そして3,600lmといえどもハイパワー機種(5,000lmクラス)に比べれば明るい部屋での視認性は劣ります。
このクラスのプロジェクターの重要度は「明るさ」より「解像度」です。
これで3300lmの2機種に絞られました。
1280×800 | EB-W05 (82,000円) |
---|---|
1024×768 | EB-X05 (54,980円) |
エプソンのプロジェクター おすすめランキング
ここで紹介する3機種はどれも価格と性能のバランスが取れた機種です。20人までの会議室ならどれ選んでも費用対効果は高く満足のいく製品です。
予算と相談しながら最適な機種を選定してください。
【好バランス】EB-W05(実売5万円後半)
実売5万円台の低価格ながらWXGA(1280×800)の高解像度を誇る良コスパモデル。上位モデル並みの解像度とエントリーモデルの価格を兼ね備えています。
WXGA(1280×800)
ノートパソコンの画面と同等の解像度であるWXGA(1280×800)に対応したプロジェクターです。
細かい図面やエクセルの大きな表も文字がかすれたり線が潰れること無く明瞭に映し出します。
モデル名 | EB-W05 |
---|---|
明るさ | 3,300lm |
解像度 | WXGA |
画素数 | 1280×800 |
定価 | 64,980円 |
【予算5万円】EB-X05(実売4万円後半)
先程のEB-W05より解像度は劣りますが価格を抑えたEB-X05です。5万円以下という予算であればベストバイと言えるでしょう。
モデル名 | EB-X05 |
---|---|
明るさ | 3,300lm |
解像度 | XGA |
画素数 | 1024×768 |
定価 | 54,980円 |
【予算10万円】EB-W41(実売8万円台)
予算が10万円あれば「EB-W41」がおすすめです。高い解像度とクラストップの明るさで昼間の会議室でも図面や図表、エクセルの表もくっきりと表示します。
モデル名 | EB-W41 |
---|---|
明るさ | 3,600lm |
解像度 | WXGA |
画素数 | 1280×800 |
定価 | 96,000円 |
まとめ
あまりに選択肢が多いと選べなくなる。これは「選択回避の法則」と呼ばれる現象だそうです。
身に覚えがりますしエプソンのプロジェクターにも当てはまりますね。この記事では「消去法+抽出」で最適な機種をご紹介致しました。
皆様のプロジェクター選びの助けになれば幸いです。
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