窓用エアコンは歴史も古く、完成度が高いためなかなか壊れないのが特徴です。
主なメーカーはコイズミ(KOIZUMI)・トヨトミ(TOYOTOMI)・ナカトミ(NAKATOMI)・ハイアール(Haier)とありますがコロナが圧倒的なシェアを持っています。
価格では他社より少し高価なコロナ製ですが時期や機種、年式を選ぶと3万円以上も安価に購入することができます。
なお今のお頃一番安いのは下記ですが、ECサイトのキャンペーンで日替わりで最安値が変わりしますので各サイトを見比べてください。
もくじ
窓用エアコンを格安に購入するコツ
同じ性能の機種でも購入時期や年式で販売価格が数万円変わることがあります
窓用エアコンは4万円〜8万円ぐらいなので1万円違うと上位機種が買えます。
ポイントは下記の2つですので注意して価格を比較してみてくださいね。
コロナの窓用エアコンは毎年新モデルが発売されます。しかし非常に細かなマイナーチェンジが多くほとんど旧モデルと違いはありません。
市場には前年モデルであれば在庫が残っている場合があります。特にコダワリがないのであれば旧型が狙い目です。
ただ注意するポイントとして、価格の設定ミスや特殊な事情で「旧型のほうが高い」というパターンもあります。同じように売れ筋や在庫数によって「上位機種のほうが安い」という場合もあります。
「CW-1821」であれば「CW-1820」や「CW-F1820」も価格調査する価値があります。
新型は高い・上位機種は高いというイメージは捨ててぜひ全機種を比較し、オトクな窓用エアコンを見つけて下さい。
冬は需要が少ないのでエアコンは安そうですよね?でも実は品薄になっていたりするので意外と高い時期なんです。
エアコンは大体新モデルが3月〜4月に発売されます。製造量が増えて在庫が豊富になるのが4月下旬ぐらい。またそれに合わせて需要が増えるため価格競争も激しくなって6月ぐらいに最安値になるパターンが多いです。
また8月をすぎると需要のピークが過ぎ、メーカーも製造を抑えるため価格が上昇傾向になります。
窓用エアコンが最も安く買えるの時期は4月下旬〜6月中旬です。
コロナの窓用エアコン全機種紹介
同じ機種でもAMAZON・楽天・Yahooショッピングで1万円以上の価格差があることもザラです。
機種・年式とともに各通販サイトも合わせてチェックしてみて下さい
最もシンプルなコロナのウインドエアコンです。内部乾燥や換気機能はついていませんが基本的な冷房能力は変わりません。シリーズで最も安価な傾向がありますので要チェックです。
4.5〜7畳用の1.6Kwと5〜8畳用の1.8Kw。それぞれ最新の2021年式と旧モデルの2020年型を調べられるようにリンクを設置していますので最安値品を見つけてください。
2021年モデル 1.6Kw
2020年モデル 1.6Kw
2021年モデル 1.8Kw
2020年モデル 1.8Kw
運転停止後のクリーン機能としてエアコン内部を乾燥させ清潔に保つ内部乾燥機能を搭載したモデルです。冷房能力は他機種と同じです。安価な掘り出し物があればお得ですね。
2021年モデル 1.6Kw
2020年モデル 1.6Kw
2021年モデル 1.8Kw
2020年モデル 1.8Kw
冷房も暖房もつかえるコロナのウインドエアコンです。1.8Kwシリーズのみとなっています。
2021モデル 1.8Kw
2020モデル 1.8Kw
コロナ製窓用エアコンの型番の見方
コロナ製窓用エアコンの型番は下記のようになっています。
型式
CW : 冷房機能のみ(クーラー)
CWH : 冷暖房兼用(エアコン)
仕様
記号なし : 標準モデル
F : 内部乾燥機能付き
FA : 内部乾燥機能+換気機能
冷房能力
16 : 1.6Kwモデル
18 : 1.8Kwモデル
年式
18 : 2018年モデル
19 : 2019年モデル
20 : 2020年モデル
上記のCW-FA1618であれば「冷房専用・内部乾燥機能・換気機能・1.6Kw・2018年モデル」となります。
冷房能力(Kw)と部屋の広さ
冷房能力でおおよその冷やせる部屋の広さが決まります。またコロナのウインドエアコンは日本全国で使用できますが周波数によリ能力が異なります。
東日本は「50Hz」、西日本は「60Hz」の能力となります。60Hzの西日本のほうが能力は大きくなりまうが消費電力も大きくなります。
消費電力あたりの能力は50Hzでも60Hzでも同じです。
ウインドエアコンは最大8畳までと普通の壁掛けタイプより冷やせる畳数は小さいです。下記の畳数は木造建築の場合ですので鉄筋コンクリート造であれば1.5倍程度の畳数に対応します。なお1.6Kwタイプの冷暖房兼用機種はラインナップされていないので空欄となっています。
1.6Kw | 1.8Kw | ||
東日本 (50Hz) | 冷房 | 4〜6畳 | 4.5〜7畳 |
暖房 | – | 4〜5畳 | |
西日本(60Hz) | 冷房 | 4.5〜7畳 | 5〜8畳 |
暖房 | 5〜6畳 |
壁掛けよりパワーで劣るウインドウエアコンは扇風機やサーキュレーターと併用すると満足度が高くなります。
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窓用エアコンのメリット・デメリット
窓用エアコンには壁掛けエアコンに比べメリット・デメリットがあります。メリットの裏返しがデメリットであったりしますので十分理解して購入しましょう。
窓用エアコンのメリット
工事不要
自分で取り付け・取り外し出来る
窓用エアコンのデメリット
窓用エアコンは室外機がありません。正確にはエアコン内部に室内機と室外機が一体化しています。窓用エアコンは非常にコンパクトですが、そのサイズを実現するために色々な性能が犠牲になっています。
省エネ度が低い
窓用エアコン : 約3200円
壁用エアコン : 約2300円
なおウインドエアコンのインバータータイプはコロナに限らず全メーカーで販売されていません。
大きな部屋に対応できない
小さい窓用エアコンには大きな部屋に対応するほどの大きなコンプレッサーを搭載することができません。そのため対応する部屋は木造8畳程度が最大となります。
運転時の動作音が煩い
インバーターを搭載していないウインドエアコンは徐々に運転する、運転を止めるということができません。そのためエアコンの「ON」「OFF」のタイミングで大きな動作音がなります。この音も10数年前の機種に比べれば大幅に改善はしましたが、それでも壁掛けタイプとは比較にならない騒音です。
細かい温度調整ができない
風力が弱い
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実は10年ほど前にはインバータータイプの窓用エアコンが販売されていました。ただしインバーターは非常に高価でまた小型である窓用エアコンに搭載するには高い技術が必要です。また窓用エアコンは壁掛けタイプほど需要がないことも重なり販売価格は10万円を大きくオーバーする高級機となってしまいました。
ウインドエアコンはメイン機というよりは一時的な使用や消去法で選ばれる製品です。壁掛けタイプより大幅に高価なインバータータイプの窓用エアコンは販売が振るわず製造中止となってしまいました。
まとめ
いかがだったでしょうか?コロナの窓用エアコン。思いのほか価格がバラバラで驚かれたのではないでしょうか?コロナのエアコンは非常に完成度が高く数年の型落ちであればほとんど違いがりません。できるだけ安く、性能の良い機種を見つけてくださいね。
この記事が窓用エアコン選びの一助になれたのであれば幸いです。
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