Google Wifiに続きASUSからもメッシュWi-Fiシステムが発売されましたね!
その名も「Lyra Mini」
アメリカでは10機種以上販売されているメッシュWi-Fiシステムですが日本で販売されているのは新発売のAUSU Lyra Miniを加えてもわずか4機種。
やはり家屋の広さが影響しているのでしょうか。
それでも便利なメッシュWi-Fiシステムが日本で普及してきたのは嬉しいところです。
ただ「ASUS Lyra Mini」は評判がとても悪いのです。
この記事では不評な評価を検証したいと思います。
なおメッシュWi-Fiシステム自体がイマイチよく分かっていない場合は下記の解説記事を先にお読みいただければと思います。
>>>メッシュホームWIFIシステムと中継機の違いを比較
>>>TP-LINKのメッシュWiFi Deco M5 実機レビュー!めちゃくちゃ快適です!
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AMAZON USAで酷評のLyra Mini
Lyra Miniはアメリカでは2017年7月から販売されています。日本は後発なんですね。
そのアメリカAMAZONでの評価が非常に低いのです。
現時点で2.4程度の評価ですね。
これは他のメッシュWi-Fiシステムと比べて非常に低い評価です。
他のメッシュWi-Fiシステムは下記のような評価です。アメリカAMAZON、日本AMAZONの評価をあわせて見てください。
NETGEAR Orbi
TP-Link Deco M5
Google Wi-Fi
Google Wi-Fiは日本のAMAZONで正式な取扱いがないため米国のみの評価です。
しかし米国AMAZONは凄い数のレビューですね。アメリカではメッシュWi-Fiシステムがかなり普及していることが見て取れます。
低評価レビューの具体的な中身
軒並み4以上の評価を得ているメッシュWi-Fiシステムですが「Lyra Mini」の低評価が際立ちます。
ちなみにアメリカのレビュアーは日本に比べて評価が甘い傾向です。
加点法と減点法の違いでしょうか?
その甘いレビュアーからの酷評ですの心配になります。
具体的な低評価の内容を確認してみましょう。
返品期限が1ヶ月なので期限後のユーザーは泣き寝入り。
カスタマーレビューを見る限り「初心者が誤って手を出した」というわけでは無さそうです。レビューも詳細で対応した経緯も細かく記載されています。
ほとんどのユーザーはASUSカスタマーサービスと綿密に連絡をとって不具合の改善に努めていました。
しかし結果として返品、または買い替えを迫られています。
メッシュWiFiシステムのメリットである広い範囲での安定した通信。また移動してもバックグラウンドでシームレスにつなぎ替える高度なネットワーク処理。
それが機能していないようです。
こちらも最新ファームウェアでも同様の問題が起こっているようです。
あえてLyra Miniを選択する意味はあるのか?
これが世界ではじめてのメッシュWiFiシステムなら評価も変わっていたのでしょう。
しかし既に普及から2年以上経過し完成度の高いメッシュWiFiシステムが出回っている状況です。
ASUSは大きく遅れて参入したにもかかわらず価格的に優位ではなく、品質も低い製品をリリースしてしまいました。
ASUSのルーターはアメリカでも多くのファンを持っています。
Lyra Miniを購入した層はASUSが好きなヘビーユーザー達です。
Lyra MiniはそのASUSファンの期待を大きく裏切ったという印象です。
このような状況ではあえて「Lyra Mini」を選択する理由はないでしょう。
低価格な TP-Link Deco M5
>>>Deco M5 実機レビュー。安価なのにサイコー!
高性能な NETGEAR Orbi
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信頼性の Google WiFi
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Lyra MiniはOrbiのとGoogle WiFiの間の性能と低価格を狙った製品なのでしょうが実際はあまりの完成度の低さで低評価となってしまいました。
現状米国ではこの低評価を覆すのは難しいでしょう。
日本では最新ファームでの販売開始になると思いますが、Lyra Miniは飛びつかず十分評価を得てから選択するほうが良い製品と言えます。
ASUSは日本でも人気のあるメーカーです。
せっかく普及し始めたメッシュWiFiシステムに水を指すような製品ではないことを祈っています。
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