電子錠の中でも比較的安価なセサミ。このセサミを使って掃き出し窓の鍵を開閉できるようにしてみました。
こちらがその動画。
めちゃくちゃ便利になしましたよ!
掃き出し窓などに使われている鍵は「クレセント錠」と呼ばれています。
セサミはご存知のように玄関の鍵を開閉できるように作られておりクレセント錠には対応していません。
でもセサミとクレセント錠の軸さえだいたい合わせていれば開閉は可能。それどころかセサミの機構がうまく出来ており少し軸がオフセットしていても開閉可能です。
うまくアタッチメントを作ることにより開閉できるようになりました。
セサミ公式でもドアの鍵用であればアタッチメントを3Dプリンターで作成してくれるようですが、今回は鍵用ではないので自分でパーツを作ることにしました。
3Dプリンターはこのために買ったと言っても過言ではないPrusa Mini+です。
クレセント錠にセサミをつけるには2つのパーツが必要でした。
1.高さを合わせる土台
2.クレセント錠用のアタッチメント
それぞれFusion360でモデリング→Prusa Mini+ でプリントしました。
今回は3Dプリンターを使いましたが木を削っても良いですしプラ板などで作っても良いと思います。私的には買うきっかけが欲しかったので3Dプリンターを使った感じですね。
クレセント錠につけるアタッチメントは強力な両面テープで止めています。強度は十分っぽいです。
もし私が3Dプリンターを使わないならクレセント錠にちょうどよいコの字のアングル(アルミチャンネル)と 皿ボルト2本とかで作るかな?
このパーツが一番難しいかもしれないですが、ここクリアできれば取り付け自体は簡単です。
もともとクレセント錠ですから外から開けられる鍵が存在しません。スマホのアプリで外から開閉できるようになったので本当に便利です。
NFCタグでも開閉できるので窓枠と車のダッシュボードに貼り付けています。
これなら画面を見なくてもスマホでタグを読むだけで掃き出し窓の鍵を開閉できます。
セサミをWiFiモジュールにつないでいるので外出先からでも開閉OK。雨が降っていても車の中から解錠してから入れるようになりました。
WiFiモジュールは不要かな?と思っていたのですが、やはりネット経由で開閉できるのは便利でしたね。
こんな感じで通常の使い方とは異なるセサミ4の取り付けですが、掃き出し窓にも取り付けることが出来ました。
とはいえワンオフで部品を作る必要があると思うで少しハードルは高いかもですが、それだけの便利さはあるのでぜひ皆さんもチャレンジしてみてください!
失敗してメルカリでたかで売れると思いますしね(笑)