無線LANやWiFi経由で地デジを見たい!できるだけお金をかけず!
ということで成功した方法を2つほど紹介します。
こちらは最重要アイテムとなるXitです。
もくじ
まずは目的と環境の説明
目的
「母屋」と「離れ」があり「離れ」で地デジを見れるようにしたい
環境
・「母屋」と「離れ」は40mほどの距離
・「母屋」にはインターネット環境と地デジの視聴環境あり
・「離れ」には電気は来ているがインターネットはできない
・「離れ」にはインターネットとTVは新たに契約したくない(重要)
なお地デジを見るためにはケーブルテレビなどを利用しないとだめな環境です。つまりTVを見るだけで最低でも月に3,500円ほど!!(更にNHKも)
流石にそんなに払うのはキツイので「母屋で契約している地デジを離れで見る」と言うのが今回のミッションです。
地デジアンテナを建てるだけでTVが見れるなら簡単です。
こんなアンテナを建てるだけでOK。
でも残念ながらアンテナでは地デジは入らない環境。
下記のような製品もありますが壁を挟んだ40mは絶対ムリ。
ということでまずLANを「母屋」と「離れ」でつないで「LAN経由でTVを見る」方法を取ります。
まずはTP-LINKの長距離用無線LANルーターをつかって「母屋」のネット環境を「離れ」に届けます。
そちらの詳細はこちら>>> 【TP-LINK CPE510】格安の屋外・長距離用WiFiがめちゃくちゃ(・∀・)イイ!!
ここからやっと本題。
こんな感じでLAN環境が整っているという前提でのお話になります。
Xit AirBox + Fire TV Stick 4K を使う
「LAN経由でTVを見る」ならモロそのものズバリの製品がコレ。
ピクセラのサイト・エアーボックス シリーズ。
「地デジの同軸ケーブルとLANケーブルを指すと専用アプリから地デジが視聴できる」という製品。とてもわかり易い。
専用アプリはWindows、Mac、iOS、Fire タブレットに対応!
専用アプリはサクサクで結構いい感じでした。
Xitでの視聴には専用アプリが必要です。
ということは普通のTVでは地デジが見れないということです。ただAmazonのFire TVにアプリが対応しています。
とりあえずXitアプリにまちがいなく対応しているのは「Fire TV Stick 4K」になります。
【訂正】Fire TVシリーズのアプリ対応がなくなりました!ご注意ください!!
アプリはこちら。
ふつうの「Fire TV Stick」は非対応なので気をつけてください!
「Fire TV Stick 4K」をTVに刺せばアプリ経由で地デジを見ることができるようになります。
とてもスムーズに動画を見ることができますが2万円ほど費用がかかるのが欠点。
もしすでにブルーレイレコーダーをお持ちなら追加費用無しでTVが見れるかもしれません。
DLNAで追っかけ視聴する
ブルーレイレコーダーには「LAN経由で動画を視聴する機能」があります。
パナソニックなら「お部屋ジャンプリンク」。ソニーなら「ルームリンク」という名称の機能ですが一般的には「DLNA」と呼ばれます。
これはあくまで「録画した動画をLAN経由で見れる」という機能なのですが「放送中の番組を録画→すぐに再生」をすることによって実質的に今放送中のTVを視聴することができます。
家にブルーレイレコーダーがあるなら追加投資無しで地デジをLAN経由で見れるかもしれません。
DLNAはコンテンツを配信する「サーバー」と受信する「クライアント」で構成されます。
今回の場合は「ブルーレイレコーダーがサーバー」「TVがクライアント」になります。
なお今のブルーレイレコーダーならDLNAサーバー機能はまず搭載されていますが、TVはDLNAクライアント機能が搭載されていないかもしれません。
カタログなんかをみて確認してみてください。
もしDLNAクライアント機能が無いのであればFire TV StickなどにDLNAクライアントアプリをインストールすればOKです。
ただ「録画→再生」ということをやっているのでチャンネルの切替などは遅く、私の環境では5秒ぐらい掛かる感じでした。
スムーズに視聴するならXit AirBox + Fire TV Stick 4K の方が良いですね。
まとめ
ということで初期投資は必要ですが「離れで地デジを追加固定費無しで視聴できる環境」を作ることができました。
一番の壁が長距離無線LAN環境かな?と思います。
ぜひ皆さんもチャレンジしてみてくださいね!