雑草の季節はやってまいりました!
毎年の草刈りは大変ですよね。
しかもせっかく草刈りしても1ヶ月も経てばまた元通りなんてことも。。。
そんな草刈りより圧倒的に長期間草が生えなくなるのが除草剤ですね。
特にラウンドアップは効果が高くて人気です。
・除草剤ってちゃんと効くの?
・毒性や発がん性とか大丈夫?
・ラウンドアップは値段高すぎ!もっと安いのない?
こんな疑問にお答えします。
特許が切れているラウンドアップ
実はラウンドアップの主成分であるグリホサートは特許が切れています。
そのため他社から後発除草剤(ジェネリック除草剤)がたくさんリリースされています。
当然主成分が同じなのですから効果は折り紙付き。
しかも、お値段はラウンドアップの1/10以下だったりします。
ホント激安です。
これならあえてラウンドアップを買う理由はないですね。
噴霧器は充電式?蓄圧式?。範囲とタンク容量で決めよう
方式としては電気を使った充電式と、シューシューと空気を送り込んでスプレーする蓄圧式です。
それぞれメリット・デメリットがありますが予算と噴霧範囲で決めるといいと思います。
大容量の充電式
こんなチョロチョロっとした噴霧で除草できるの?って感じですよね。
ラウンドアップなどのグリホサート系除草剤はこれでも十分な効果を発揮します。
もちろん農家さんならこんなチマチマした噴霧器ではやってられません。でも一般家庭ならこれで十分です。
容量は肩掛け式(5L程度)の他に、背負式(10L程度)もあるので広範囲の除草をするなら充電式が便利。
だだ蓄圧式に比べ高価なのが欠点です。
空気を圧縮して薬液を送り出すためあまり容量を大きく出来ません。
だいたい5Lぐらいの機種が多めです。
ただ5Lと言っても一般的な庭程度だと十分すぎるぐらいの量です。
およそ15坪〜30坪ぐらいは除草できます。
欠点としては故障しやすいというのがあります。
空気を貯めて圧力を上げる必要がありますが、ジョイントやキャップ部から少しでもエア漏れすると薬液が出ません。
本体価格が安いため、修理するより買い換えるほうが安くつくこともあり運が悪いと使い捨てになることも。
ランドアップの毒性、危険性の実際
ラウンドアップの主成分であるグリホサート系の化合物には発がん性があるとの研究結果もあるようです。
ただ発がん性には関連がないとの報告もあり意見が別れています。
では私達はどちらを信用すればよいのでしょうか?
2015年3月20日、WHOの外部組織である国際がん研究機関は除草剤グリホサートを、殺虫剤マラチオン、ダイアジノンとともに、グループ1に次ぎ2番目にリスクの高いグループ2A(ヒトに対しておそらく発がん性がある)に指定した[34][35]。この報告の中でグリホサートは、噴霧中の空気中、水中、食品中で検出されていること、また、曝露を受ける対象として噴霧地の近くに居住している場合、家庭で利用した場合に加えて、水または食品を摂取した場合、と言及している。
同月24日、日産化学はグリホサートに発がん性は無いと判断しているとする声明を出した[36]。2016年5月16日、FAOとWHOの合同会議においてグリホサートは、予想される接触による暴露量で遺伝毒性を示す可能性は低く、食事を介したばく露によるヒト発がんリスクの可能性は低いと結論した[37]。 2016年7月12日、内閣府食品安全委員会は発がん性、遺伝毒性は認められなかったと結論した[33]。その他、海外の動きとして、カナダ、ニュージーランド、オーストラリアではそれぞれ「ヒトの発がんリスクの可能性は低い」、「ヒトにおけるグリホサートばく露及び発がんとの関連に確証的なエビデンスはない」、「グリホサートはヒトに発がんリスクをもたらさない」と結論した。
毒性は過剰に気にしなくていい
グリホサート系除草剤の危険性についてはまだ結論は出ていません。
そもそもこれは大量に使用した場合の危険性です。
私達のような一般家庭で使うような量ではまず影響がないでしょう。
年数回の庭の除草で影響があるぐらいなら大問題になっているはずです。
国の食品安全委員会も毒性を否定していますし、必要以上に怖がる必要はありません。
もちろん危険性を軽視するのはよくありませんので、薬液に触れたり吸い込まないよう基本的な防護策を取る必要はあるでしょう。
・直接肌に触れたりしないようにする。
・マスクやゴーグルを装着する
除草剤はただしくリスクを認識し、ただしく使用すれば良いと思います。
まとめ
ラウンドアップを始めとしたグリホサート系除草剤ですがいかがだったでしょうか?
私も場所や見栄えにあわせて草刈り機と使い分けています。
ぜひ除草剤をうまく使って手間なくキレイな状態を保ってくださいね。
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